いやぁ、ほんと遺言残すならこのタイトルも是非付け加えたい!
ほんっと、クモには気をつけてもらいたい。
ある日
「あれ、何かに刺されたのかなぁ。」
なんてほっといたらあれよあれよと激痛と
人生初のアレルギーショックにかかってしまい、
挙句に患部は日に日にクレーターのように広がって
しまいに出血までする大惨事。
だいっきらいな注射も合計3本もして、
一週間抗生物質飲み続けて、
最終的に化膿が広がり「手術」
へ?
てきぱきと手術の話を勧める、内科ドクター(推定40代、美人女医。)
「患部を切ってね、すこーしづつ、すこーしづつ
太ももに溜まってる膿を絞り出すの。」
なぜか笑みを浮かべる、
内科ドクター(パンプスにスカートで白衣てドラマの中だけと思ってた。)
恐怖で青冷めつつ、もうどうすることもできずに
”手術”を待って当日。
怖すぎて義母と鈴について来てもらい、
アメリカ在住7年目にして(てか人生初)初めての手術…。
想像では、あのテレビのドラマのような、仰向けにされて、
酸素マスクして
「お母さん、頑張って」
「大丈夫ですよ、きっと元気になりますよ」
「お母さん、おかあさ〜ん!」
赤いランプ点灯”手術中”
…でしたが、私の 場合、手術といっても処置レベルのものなので、
ふっつーのクリニックのような部屋で、
青い手術着に着替えることもなく、
紙のブランケットを羽織るくらいで、
なんら緊張することはなかったので・す・が!!
「あら〜…これ相当化膿が進んじゃってるわね〜…」
で注射。
で、はい、メス。
痛い〜痛いよォ〜
さっきの注射、まさか麻酔じゃないよね、だってぜんっぜん効いてませんから!
で、切ったあとはひたすらぎゅうぎゅう膿をお出しになられている
外科ドクター(推定40代、気品溢れる物腰の柔らかい女医。)
痛すぎて唸っている最中も、
右手をずっと握ってくれているナースが
「あら、ABCの歌に聞こえるわね。」
とか、
「素敵なウェディングリングね。」
とか、
すんません、そんなことどーでもいいです、
と言いたくなるような会話が飛び交っていました。
後々考えてみると、何か他に意識を移してくれようとしてたんだと思います。
そういえば、出産の時も、まさに赤子の頭が出ようとしてる時にナースが
「おすすめの寿司レストラン知ってる?」とか「そのネイル、どこで買ったの?」
「ヒーヒーフー、し、CVSのセールで1ドル…。」
というような質問攻めにあったなぁ…。
やっと終わりが見えたと思ったら
小学校の時の運動帽子の紐・もしくはギャザースカート作る時に腰に入れるゴム
みたいな紐を見せて
「これを穴が開いちゃった部分に入れるから土曜日に自分で抜いてね。」
ってその紐入れるのが一番痛かったよォ…。てか太ももに紐入ってるって
想像しただけで怖すぎるゥ〜…。
そんな初手術体験を終え、”紐出し土曜日”(1ミリ1ミリ出す度に何度か患部のグロさにまじで目眩を起こしましたが)無事クリアすることができましたー!
本日、晴れて術後検診も終わり、やっとバンドエイド一枚にまで落ち着きました〜!
まーじで辛かった…!
後で聞いたら、刺されて熱出た時点でERに行くべきだったそうです。
そんなに怖いクモ。
でもずっと看病してくれたチャールズと、義理両親、心配してくださった
友人に感謝をして、
痛くないって素晴らしい!人生って素晴らしい!
と、さぁ走り回って一緒に遊べなかった分、外で思う存分に
鈴と遊ぼうと思ったら、外はものすごい冷たい雨と風でした。(笑)
みなさま、クモにはくれぐれもお気をつけくだされ〜!
*おまけ*
なので、お外で遊べないので、近くのカフェにミニたい焼きを食べに来ました。
あんこも良いが、カスタードも良いね。